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絵本 ゴルフの本 28-36p
ゴルフの腕はたいしたことがないのですが、 さくらちゃんはときに素晴らしいショットを繰り出します。 以前、ディープ・バンカーから打ったショットが 奇蹟的にチップインしたことは、 いまだにみんなの語り草になっています。 手の5番を使ったって、あんなショットは打てないですよね!?
さくらちゃんは友だちも、ゴルフも大好きだからこそ、 プレーするのです。 みんなで出かけて、 自然の中で緊張から解放されるチャンスでもあります。 さくらちゃんはこんなことを言ったことがありました。 「ゴルフボールを打つたびに、ストレスが解消されてゆくのよ」 事実、ゴルフをするたびに、本当にたくさんの ストレスが解消されるのです。
さくらちゃんはいつか自分のゴルフの本を 書くことを夢見ています。
『3歩前進2歩後退 -さくらちゃんのゴルフ人生辛抱だ』
『ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係-さくらちゃん著』
『さくらちゃんの19番ホールの楽しみ方』
さくらちゃんは何年間も自分のゴルフに挫折感を 味わってきたにも関わらず、いまだにゴルフを続けている、 その根性は見上げたものです。 彼女は我を忘れて1日中、原野や森林を走り回るのです。 だからこそ賭けに負けたときの支払いが きれいなことはさておき、さくらちゃんは かけがえのないゴルフ仲間なのです。
ゴルフは、藤澤さくらにとってまさにチャレンジなのです。 仲間がさくらちゃんにどうしてゴルフをするのか問いかけます。 その答は明白です。
ティーショットがうなりをあげて、飛んでいく瞬間。 アイアンショットがピンにからんでいく瞬間。 ロングパットがラインどうりに カップに吸い込まれていく瞬間...... さくらちゃんにとってそんなありふれた出来事はともかく、 ロングホールでセカンドショットが 直接カップインするような 奇跡の主人公になる為にゴルフを続けているのです。
藤澤さくら 様 自分流ゴルフを楽しんでください。 スコアが悪いからといって、 その日を棒にふるようなことがないように。 ゴルフをボウリングと同じように考えたらいいと思います。 スコアが高いほどいいんだってくらいに......
2010年6月30日 なおとより
さくら、いつもありがとう。 これからもよろしく。
なおとより 2010年6月30日
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