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絵本 てぶくろ絵本 てぶくろ
エウゲーニー・M・ラチョフ 絵 ウクライナ民話 作 内田莉莎子 訳 福音館書店
おじさんがおとしたてぶくろからお話がすすみます。
そこに、 落としたてぶくろの中に くいしんぼうねずみ、 ぴょんぴょんかえる、 はやあしうさぎ、 おしゃれきつね、 はいいろおおかみ、 きばもちいのしし、 のっそりくま、
が次々とはいります。 「入れてくださる?」「入れるかな?」 現実には、てぶくろにはそんなにじゃいれないはずなのに… と大人は考えてしまいます。 どんどん入っててぶくろどんなサイズやねん!っとツッコミを入れたくなりますが、 絵本の世界にグっと引き込まれます。
次々と登場する動物たちの優しいやりとり。 狭いからムリ!、などいわず、 いいよ♪、と次々招き入れる姿がとてもかわいくていいですね。ほっこりします♪
動物さんたちにのネーミングも、 おおかみじゃなく、はいいろおおかみ かえるも、ぴょんぴょんかえる と素敵です。
どんどん大きくなる手袋も 柱みたいなものができたり、窓ができていたりと、そこもおもしろく楽しめます☆ ストーリーの流れにも、動物たちが登場するテンポがあり、だいすきです。
こころよく気持ちよく 「いいよ♪」とゆずる気持ち。 大人も見習いたいもんですね。
最後の「わんわん」で終わるのは独特な感じを残してくれます。 そんな絵本。そーいえば、黄色の表紙の絵本は珍しいな♪
いっぺん、ぜひ。
絵本が大好きやから。 絵本が好きすぎて。
オリジナル絵本ギフト専門店ありがとうスタッフが 絵本のことをつらつらと
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