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8-12p 絵本びっくり誕生日子ども
たんじょうびの まえのよる、 はやとくんはすてきな ゆめを みました。 おたんじょうかいの ために おしゃれをして おおきなへやの まんなかに ひとりでたっている ゆめです。 そのへやには いろのちがうドアが ありました。 はやとくんは10この まほうのかぎが ついた かぎのわをもっていました。 かぎのいろは ドアのいろとおなじ くみあわせでした。
でも ひとつのドアだけ おなじいろの かぎが ありません。 そのドアは とてもきれいな にじいろです。 「どうやって このへやに はいるのかな? にじいろの かぎもないし、ドアのとってだって ついてないし、 どうしたらいいのかな...... そうだ!みんなにきいてみよう!」
はやとくんは あおのドアをあけようと おもいました。 あおいかぎを かぎあなに さしこんで ゆっくりと ドアを おしあけると...... そこには かぞえきれないくらい たくさんの ふうせんが ゆらりゆらりと ゆれていました。 おおきいの ちいさいの まるいの ながいの くねくねしたのや おかしなかたちの ふうせんもあります。 はやとくんは うかれてふうせんを つつきながらあるきまわりました。 なかには いままで みたこともないほど おおきいまっさおな ふうせんも ありました。
誕生日に、10個の魔法の鍵と11の部屋が、お子様を楽しい空想の世界に導きます。
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